『鍼灸』イメージを変えろ
明けましておめでとうございます。今年もタスケをよろしくお願いいたします。
4年前、年明けを「インド」で迎えました。
世界一周中のことです。4年前の年末、ちょうどインドを旅していた私たちは1月1日に“タージマハル”に行くことにしました。
インドといえば灼熱のイメージがあると思いますが、1月のインド(北部)はかなり寒いのです。(富裕層のインド人は南インドに移動するそう)
そんなことを思い出した、今日この頃です。
さて、今年1発目のブログです。今日から仕事モード。
ブログは誰が書いてるの?〜ブログを書く訳〜
年末は毎年、地元の高知県で過ごすようにしています。今回も地元に帰省していました。
地元の友人に会うなり、こう言われました。
『開院おめでとう!ブログ読んでるよ。
ところで、ブログは誰が書いてるの??』
この質問、けっこう多いです。
ブログは開院当初から院長である私、高橋が書いています。(苦笑)
普段の私をよく知る友人からしてみれば、私が書く文章にしては、しっかりした文章を書いていることに驚かれます。
当初はブログを書くのことが苦痛でした。伝えるのが苦手な私が、フログを書くことになるとは..。
『鍼灸』の受療率は6%と、まだまだ低いのが現状です。
「コワイ」「イタそう」「あやしい」
そういった『イメージを変える』ためにも、情報を発信していかねばならないと考えています。
「安全なの?」、「どんな症状に効くの?」、「施術するのはどんな人(先生)?」
ブログを書くときは、とくに「言葉」に気をつけています。
時に言葉は間違った伝わり方をすることもあれば、人を動かす“ちから”にもなるからです。
私も「言葉」に“ちから”をもらった経験が何度もあります。
言葉を選び、読み手のことを考えて書いています。
そして、私(施術する人)がどういう人間で、どういう考えで、鍼灸と向き合っているのかを知って頂くために、ブログを書いています。
また、「鍼灸」の魅力をもっと多くの人に知って頂くために・・・
「ON」と「OFF」
私は、仕事とプライベートを完全に分けるタイプです。いや、分けるタイプでした。
つまり、自分の中で「ON」と「OFF」を分けるのです。それは徹底していた様に思います。
しかし、自分で鍼灸院を開業してからは、その境界が無くなってきています。休日で休んでいる時でも「症状」「ツボ」「ブログ」などのアイデアが受かんではメモを取る習慣が増えています。
アイデアは意外と、歩いている時だったり、シャワーを浴びている時だったり、ボーとテレビを観ている時にひらめくものです。(忘れないうちにメモメモ)
「ON」と「OFF」を分けていた頃は、かなりストレスを感じていたのでしょう。休みの時は仕事の事を考えたくなかったというのが本音です。
しかし、今は違います。「仕事が楽しい」楽しめています。
おかげで「お酒の量も減り、睡眠もしっかりとれ、食事もおいしい」です。この生活を続けるためには経営もたいせつです。私は開業した瞬間から「鍼灸家」であり、「経営者」でもあるのです。
唯一、ストレスの種といえば「経営」のことでしょうか..。
今年の漢字は『変』
今年のテーマは『変』です。変人というわけではありません。私はよく「変わっている」と言われますが..(苦笑)
『鍼灸』をまだよく知らない人たちのイメージを変えたいと、本気で思っています。
私ひとりで、変えることは難しくても、組織であればそれが可能かもしれません。
そして、『鍼灸のイメージを変える』だけの新しい鍼灸理論が存在します。
それが『整動鍼 』です。名のとおり「動きを整える鍼」なのですが、その特徴として「その場で変わる」「はっきりと変わる」ことがあげられます。
可動域(動き)を正常に戻すことがねらいです。「整動鍼」の理論では、
と考えます。
従来の鍼灸理論とは全くアプローチの異なる鍼灸理論に、多くの鍼灸師たちもが変わり始めています。
そんな鍼灸師が増えれば、鍼灸の未来も明るく変わるはずです。
時代は動き、鍼灸も変化する。私も変わり、私をとり囲む環境もまた、変わっていくでしょう。
はりきゅうroom タスケ
院長
1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。
18歳、鍼灸の専門学校へ入学。
21歳、はり・きゅう師免許取得。
23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。
27歳、世界一周ハネムーンに出発。
31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。