大きなツボと小さなツボ
あなたなら大きなツボと小さなツボどちらを取りますか??
タスケは迷わず小さいツボです。
“ツボ”とは?
一般的に〇〇に効く“ツボ”なんてよく耳にしますが、そもそもツボってなんだ?
専門的には経穴(けいけつ)と呼びます。
ツボ=経穴
簡単に言うなら、ツボ(経穴)とは反応点と考えてください。
内臓や身体の不調が、からだの表面に反応点として現れます。
ツボ(経穴)は体中に存在します。その数なんと、
365箇所(流派や国によって前後します)
鍼灸師の専門学校に入学した当初は「一日一個ずつ覚えればいいや」なんて考えていたのが懐かしいです。
※ココではわかりやすい様にツボと書きます。
ツボをどう使う?
肩コリに効くツボ..
腰痛に効くツボ..
やせるツボ..
よく雑誌やテレビでもたくさんのツボが紹介されていますよね。
試しに押してみる方も多いでしょう。
ツボは反応点なので押すと「痛気持ちイイ」と感じるはずです。
何も感じなければ反応なし。ということで、あまり効果は期待できないかもしれません。
しかし、「押してる時は気持ちイイ」「なんとなく楽な気がする」とハッキリと効果を実感できない方も多いはず。
そもそもツボ(経穴)とは鍼(はり)を刺すために発見されました。
○指で押す→面での刺激
○鍼で刺す→点での刺激
ツボの効果は鍼やお灸をする前提なのです。
では、
肩コリを例にしてみましょう。
肩コリに効くツボと紹介されても、それが全ての方(肩)に効く訳ではないということです。
人それぞれ、肩コリになるまでの仮定が違うからです。
まずは、その方の肩はなぜこったのかを考える必要があるのです。
細かい作業で手の負担から..
座り仕事で腰の負担から..
内臓への負担から..
原因はさまさまで、一つとは限りません。
むしろ、肩こりはさまざまな原因が複合していることがほとんどです。
上手な鍼灸師はツボを使うのが上手です。
タスケの使うツボ!
ツボを取ることを取穴(しゅけつ)と言います。
タスケのPoint!
【離れたツボを使う】
肩コリの場合でも直接肩に鍼はまず、しません。
なぜなら、そこに原因があるとは限らないからです。むしろ原因は他にあることの方が多いです。
原因を見つけ出して、それに合ったツボを選びます。
タスケのPoint!
【一度に使うツボは少なめ】
ツボは数多く使えば良いというものではありません。
多く使えば、それだけ体への負担も大きくなるからです。
また「数打てば当たる」というものでもなくて「しっかりとツボを絞りこむ」ことが大切です。(タスケでは一度の施術で7箇所までと決めています)
少ない刺激で、大きな効果を出すことが理想です。
タスケのPoint!
【1mmの精度にこだわる】
正確なツボを取るためにタスケでは、「ミリ単位」での取穴にこだわっています。
なんとなく取ったツボはなんとなくの効果しか出ません。
ミリ単位で取ったツボはハッキリとした効果が出せるのです。
※鍼灸には流派がさまざまあり、考え方もさまざまです。
流派によっては鍼と数多く使う場合もあり、その流派を否定するつもりはありません。
(タスケが使っているのは“整動鍼”という技術です)
はりきゅうroom タスケ
院長
1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。
18歳、鍼灸の専門学校へ入学。
21歳、はり・きゅう師免許取得。
23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。
27歳、世界一周ハネムーンに出発。
31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。