タスケ、第一の試練
タスケが開院して6日が経ちます。
内覧会に来て頂いた皆さまには感謝、感謝です。
たくさんのお祝いをありがとーーございましたっ!!
さて、
ここまでは良いのですが、
準備中は楽しかったのですが、、
開院するまでは勢いが良かったのですが、、、
これは開業する者の宿命なのでしょうか。
急に、とてつもなく不安が襲って来ました。
(自称:豆腐メンタル)
少し落ち込みはしたものの、
たくさんのお祝いや、メッセージのおかげで元気が出ました。
しかし、身体は正直なものです。
開業して数日後、右の下まぶたがピクピクと意思に反して動く症状が出始めました。
最初は気にしていなかったのですが、この症状が1日、2日と続くにつれて気になって仕方がありません。
治るどころか、まぶたのピクピクは頻度を増してきました。
3日目、空き時間を利用して自らを鍼治療することにしました。
まぶたのピクピクする症状→眼瞼痙攣といいます。
【眼瞼痙攣は、首や顎の過緊張が原因で起こることが多い。その場合は、関連する過緊張を緩めることができれば症状は改善する】
私の尊敬する鍼灸師の先生が、以前同じ症状を症例として挙げていることを思い出しました。
顎付近を触ってみると、確かに硬い。首も同じように診てみると、かなり筋張ったようなコリが確認できました。
私はストレスがあると睡眠時に歯ぎしりをしているようなので、それも関係しているのでしょう。
顎と首の硬さを確認したら、硬くなっている箇所を緩めるツボを選びます。
今回は手にあるツボを選びました。
開院前から慣れないパソコン作業が長時間続いていたので、手と目にもストレスがかかっていたと考え、手のツボに絞りました。
タスケがおこなっている鍼は“整動鍼”という技術です。
この“整動鍼”こそが『従来のイメージを変える鍼灸院』タスケの武器です。
この技術についてはまたの機会に詳しく説明します。
この技術のすごいところの一つは、ミリ単位でツボを探すことがら始まります。
右手を丁寧に触診してツボを探します。見つけるのはゴマ粒大の反応です。
ありました!確実にゴマ粒大ほどの反応が確認できます。そこに印を着けます。
ミリ単位で見つけでしたツボ、少しずれれば違ったツボになってしまうこともあります。なので、しっかり印を着けて狙ったツボに“クリティカルヒット”させなければなりません。
タスケで使用する鍼は、特に細いもの(髪の毛くらい)を使っています。しっかりとツボが取れていれば、少ない刺激で十分なのです。
いよいよツボに鍼をします。
印を着けたツボにしっかり当たるように、集中して‥トントントン。
上手く狙ったツボに入っています。
鍼を刺している深さは2〜3ミリ程です。
この要領であと2穴のツボをプラスして、計3箇所に鍼をしました。
その後、顎と首の確認です。
鍼をする前と比べて、触ってハッキリわかる程に緩んでいるのが確認できました。
これも整動鍼の特徴です。
その場で変わる、ハッキリと変わる。
原因であろう顎と首の過緊張が緩んだのを確認したので終了しました。
その後の経過観察ですが、右瞼の痙攣はその日はまだあったものの、翌日には治まり今日に到るまで症状は一度も出ていません。
念のため、今日もう一度同じツボに鍼をして、このブログ用に写真を撮りました。
今回は顎と首まわりを緩めましたが、
タスケの鍼は頭痛・顎関節症・肩こりなどにも対応できます。
はりきゅうroom タスケ
院長
1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。
18歳、鍼灸の専門学校へ入学。
21歳、はり・きゅう師免許取得。
23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。
27歳、世界一周ハネムーンに出発。
31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。