大阪府吹田市の鍼灸院|頭痛・めまい・突発性難聴・耳鳴り・顎関節症・顔面神経麻痺・梅核気(ヒステリー球)・ばね指

つま先に負荷が掛かると右足底が痛む

症状

10年程前から右の足裏が痛い。ヒール靴やぺたんこ靴を履いて歩くと、足裏から甲にかけて電気が走るように痛む。また、階段を降りる際にも痛くて足裏の筋肉が痙攣を起こす。「外反母趾」だと思い、今まで医療機関を受診してこなかった。当院へは別の症状で通院していたが、鍼が足底痛にも良いことを知り、施術を受けることにする。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年11月 ~ 2018年12月
  • 頻度

    月3回程度
  • 通院回数

    2回

施術と経過

痛むのは右足底の2か所部分。第1・第2趾の付け根と土踏まず。その部分を触診すると、明らかな左右差の硬さを確認した。ふくらはぎのツボを確認すると顕著な反応が見つかったので、そこに鍼をして足底を緩める。先ほどまで硬かったポイントが緩み左右差を感じなくなる。 2回目の来院時に右足底の状態を確認すると、施術後からヒール靴・ぺたんこ靴を履いて歩いても痛みを感じなくなったと感想を頂いた。階段を降りる時に、少し痛みを感じる程度。残る足底の痛みに対応する背中のツボを追加した。 1ヶ月後に「今まであった足裏の痛みを感じなくなった」と報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

触診して足底の筋肉が硬くなっていたことから、鍼灸適応症状だと判断した。今回のケースでは、足底(つま先)に負荷が掛かることで痛みを誘発していた。つま先への負荷を少なくするため、ふくらはぎと背中のツボを使って足底を緩めた。痛むポイントを正確に特定できれば、その部分に対応するツボを使って足底を瞬時に緩めることが鍼では可能である。

担当スタッフ

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