大阪府吹田市の鍼灸院|頭痛・めまい・突発性難聴・耳鳴り・顎関節症・顔面神経麻痺・梅核気(ヒステリー球)・ばね指

筋トレで発症した、腕のしびれと痛み

症状

2ヶ月以上前から、右腕にしびれと痛みがある。きっかけは筋トレで、上に重りを持ち上げた時に「ぺきっ」と音がして違和感を覚える。2週間経っても良くならないため整形外科へ。レントゲン検査で異常はなく、痛み止め(リリカ)を1ヶ月間服用するが、変化が感じられない。整骨院では施術後は良くなった感じがするが、翌日には戻ってしまう。 車の運転時や仕事でPC作業時の姿勢で腕にしびれと鈍痛があり、気分が晴れず集中できない。 2年半前にも同様の症状で「頚椎症性神経根症」と言われて、リリカ服用と整骨院通院で改善まで3ヶ月かかった。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2021年3月 ~ 2021年4月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    6回

施術と経過

身体に触れて確認したところ、肩甲骨の内と外に顕著な硬結が見つかった。臀部のツボから、その硬結を緩めるように鍼をすると肩甲骨内側に軽さを感じる。外側の硬結に直接、鍼をすると腕の痛みも軽減された。下を向くと胸に痛みが出るということで、臀部にもう一本鍼をすると胸の痛みは消失された。 2回目、当初と比べ、症状は半減された。脇の辺りに違和感があり、風呂のイスに座り前傾姿勢で痛みが出るという話から、手と足のツボを追加する。 3〜5回目、回数を重ねる度に症状が出ない時間帯が増えて、腕のしびれや痛みの範囲を狭まっていった。 6回目時点で、ほぼ状態が安定しているという話だったので、また症状が出るようなら来院してもらうよう伝え、施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

腕を上げた姿勢で症状が出ていることから、肩甲骨の動きの悪さが原因だと考えた。肩こり予防のために始めた筋トレだったが、日頃のデスクワークによって肩甲骨の動きが悪くなった状態で続けたことで症状が発症する、きっかけになったと考えられる。 動きの悪さを引き起こしていた肩甲骨の緊張を解くことで、症状は改善に向かった。

担当スタッフ

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