腕・肘・肩・背中の全体に渡って痛みがある
症状
4ヶ月前に肘と腕が痛くなり始め、次第に肩から背中も痛むようになった。整形外科でレントゲン検査をするが、異常はなく「自律神経の乱れ」言われる。次に受診した整骨院では「テニス肘」と言われる。施術後は一時的に良くなるが、痛みがもどってしまい完治しない状態が続いている。
パソコン作業で症状が悪化する。とくに左前腕から手指にかけての痺れを感じる。飲み会で、毎回ビールジョッキを持つ手が痙攣するため恥ずかしい。何か治す方法はないかと、ネットで検索して鍼灸を試してみることにした。
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来院者
20 代
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期間
2019年6月 ~ 2019年7月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
4回
施術と経過
手に力が入りづらく、朝に手のこわばりを感じると言うことから対応するツボに鍼を行ったところ、すぐに手の力が入りやすくなった。次に背部を触診すると、顕著な凝りがみつかる。肩と腕の症状を引き起こしている原因だと考え、背部と手のツボを使って緩めた。初回、症状が7割程改善される。
2回目、症状は落ち着いているが、パソコン作業や緊張時に症状が悪化すると言う。精神状態も影響していると考え、背部を緩める腕のツボを追加した。
3回目、痙攣することはなくなり、肩甲骨周りのだるさのみが残る。肩の動きが広がるよう足のツボを追加した。
4回目、症状は気にならない程に改善された。
使用したツボ
まとめ
背部の緊張が全体の症状を引き起こしていた。パソコン作業や、就活でのストレス背部の筋肉を緊張させていたと考えられる。
担当スタッフ