中指から親指までの感覚がほとんど無く、力を入れられない
症状
3ヶ月前、左手に「もやもや」とした、しびれを感じ始める。徐々にしびれが治らないようになり、整形外科を受診。MRI検査の結果「頸椎椎間板ヘルニア」と診断され、痛み止めを処方された。薬を飲んでも1日に数回、頚から指先にかけて強い痛みが発作的に駆け巡る。しびれは常にあり、指先の感覚がほとんど無い状態が続いている。
改善策を模索している中、友人に勧められ来院された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年7月 ~ 2019年8月 -
頻度
月3回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
第1指〜3指にかけての感覚がほとんど無く、手に力を入れているのかも分かりづらく、最近は痛みよりもしびれの方が気になっていると話してくれた。頚部を触診すると筋肉の緊張がみられたため、対応する手のツボを使った。すると、手に力を入れる感覚が少し戻ってきた。肩甲骨外縁を押すとしびれが増すポイントがあったため、鍼で調整を行う。特にしびれの強い第3指に対して脊柱のツボに5分程、鍼を置いた後に確認すると、しびれが半減された。
3回の施術を終えて、痛みとしびれは、ほとんど気にならない状態までに改善された。
使用したツボ
まとめ
頚部の筋緊張が症状を引き起こしていると判断した。頚は身体のあらゆる所からの影響を受ける。頚の筋肉に緊張を起こさせている原因を絞って施術を行うことで、頚から指先の痛みとしびれの症状が改善された。
担当スタッフ