大阪府吹田市の鍼灸院|頭痛・めまい・突発性難聴・耳鳴り・顎関節症・顔面神経麻痺・梅核気(ヒステリー球)・ばね指

耳に水が入っている感覚で、音楽が雑音にしか聴こえない

症状

6日前の仕事中、左耳につまり感じが出現。耳をポンポン叩くと、水が入っている感覚に近い。帰りの車中で低音が聴こえづらくなっていることに気づく。
翌日、睡眠がとれずに症状が悪化した感じがあった。試しにヘッドホンで音楽を聴くと、雑音にしか聴こえず驚いた。左耳に「キーン」と耳鳴りもする。耳鼻科で聴力検査をしたところ、低音域の聴力が落ちており「低音障害型感音難聴」と言われる。
耳鼻科で処方された薬(アデホスコーワ)を服用中。過去に突発性難聴で高音が聴こえづらくなっており、今回はできることは何でもやろうと思って来院された。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2020年6月 ~ 2020年6月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    5回

施術と経過

耳の症状とセットで首コリの自覚があり、左を振り返ると肩まで線が張った感じがあると言う。耳に影響している凝りだと考え、ふくらはぎのツボに鍼をすると、首コリが軽減された。続けて、足の甲にあるツボに鍼をすると、更に首のつけ根が緩んで「顔が熱くなる感覚」が得られた。
2回目、耳のつまり感は半減され、音楽を聴くと低音が少し聴きとれるようになった。耳の周辺を緩める目的で腰のツボを追加したところ、施術後には耳のつまり感がほぼ気にならない。
3回目、電話での会話が左耳で聴きとれるようになった。耳鳴りが鳴らない時間帯が増えて、以前よりも「キーン」という耳鳴りが小さくなる。
5回目、耳鼻科で再び聴力検査を行なったところ、低音域の聴力が回復していた。首コリも気にならないということで終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

患者は発症前、寝不足での労働が続いていた。今までに感じたことのない首コリを自覚しており、耳に影響を与えていたと考えられる。
長時間の立ち仕事であることを考慮して、足と腰のツボを使ってコリを緩めるように施術を行なった。回数を重ねるごとに耳の聴こえが良くなり、耳鳴りや首コリも改善された。

担当スタッフ

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